Interview

精度の高さにこだわり抜いた
ものづくりが魅力です。

製造部精密機械加工課
Y.K.

仕事内容

マシニングセンター、ワイヤー放電加工機、研磨機などで機械治具の製造。

機械治具の製造です。治具は、固定や位置決めなどに使うもので、主にマシニングセンター、ワイヤー放電加工機、研磨機を使って加工します。マシニングセンターは、基本的にはCADを用いて加工品の作図をし、プログラムをつくります。プログラム、加工、寸法チェックと工程があるのですが、ほとんどすべての工程を一人で行っています。
ものづくりの仕事がしたくて工業系の勉強をしてきましたが、機械の操作についてはゼロからのスタートでした。先輩たちと同じ空間で作業をしているので、何かわからないことがあればすぐ聞ける環境で、先輩からほぼつきっきりで教わりました。ワイヤー放電加工機は、現在4台ありますが、今はどの機械も使うことができます。
第一物産の強みは、精度の高さ。品質にこだわり抜いたものづくりをしていて、そこに魅力を感じて入社しました。温度管理など、細かいところまでこだわっています。

やりがい

自分がつくった製品が社会で動いている。それが、ものづくりの魅力。

難しい単品の仕事を完成させた時は、やりがいと達成感を感じます。いびつな形状のものを削り出したり、公差(公式に許容されている限界値)の範囲内に収められた時などです。例えば、-0.01mmから+0.01mmの間です。
加工品のなかには多種多様な工具を使い、さまざまな加工をしていくこともありますが、自分の思い通りに進んでいくと楽しさすら覚えます。
自分がつくった製品が社会のどこかで動いていると想像すると、喜びが感じられ、やりがいになっていますし、それが、ものをつくる仕事の魅力だと思います。

大切にしていること

効率よく動くことを常に意識。誰でも気がねなく話せる雰囲気づくり。

「多台持ち」と言って、1人が何種類かの機械を受け持ち、加工能率をあげる生産方法がありますが、多台持ちをしながら組立作業を行うなど、効率よく動くことを常に意識しています。
時間が短縮されることによって、コストが抑えられ、顧客満足の向上にもつながると思います。
また、報・連・相はもちろん、課員とのコミュニケーションは、積極的に取るようにしています。たくさん話すわけではなく、何でも話せる、誰でも気がねなく話せる雰囲気づくりを心がけています。
また、切り粉が残っていたらミクロン単位の仕事ができないので、夕方に清掃タイムを設けて工場をきれいに保っています。

ある日のスケジュール

8:00 作業
12:00 昼休み
13:00 作業
16:50 清掃
17:00 日報記入、終了

休日の過ごし方

車とバイクが好きです。晴れた日には、ツーリングに出かけたり、車のカスタムをしたりすることが多いですね。同じ車種に乗っている仲間と集まることもあります。
同じ趣味をもつ仲間との交流は、知り合いが増えますし、楽しい時間を過ごすことができます。

※各社員の職務内容は、取材時点のものです。